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もぅ一度、豆腐屋さんの話

たんぽぽ野原・もう一度、豆腐屋さんの話

 “たんぽぽ”にMくんから電話がかかって来ました。
 「今、豆腐屋さんにいまーす。何か買っていきましょうかー」センテンスの終わりを引き伸ばす独特の調子にこちらもつられて「畑をお願いしまーす」。
 以前、橋の向うの豆腐屋さんのことを書かせていただきましたが、実はあれ以来、ぼくはなんとなく行きそびれて、豆腐屋さんに行っていません。
 やがてMくんが豆腐を買って“たんぽぽ”に持って来てくれました。今回は、ぼくの大好物の油揚げがおまけに付いています。とても得した気分です。
 「畑の豆腐」と命名されたお豆腐は、一丁200円。お豆腐としては値段が高いと思われるかもしれませんが、国産大豆使用で正味一丁の大きさ。
 豆腐評論家を自称するぼくがいつも食べているのは、行きつけのスーパーにある大豊豆腐の「土佐半丁」という固めの豆腐、高く評価しているのは土佐市の青木食品のがちがちに固いお豆腐ですが、「畑の豆腐」は、味、香り、食感、すべてにおいて絶品。
 味噌汁はもちろんよし、青ネギに醤油をはらりとかけてお酒のお供にすると、これはもう、生きていてよかったー、ということになります。
 しかし、何と言っても、豆腐屋のお姉さんの笑顔と、ひょいとおまけを付けてくれる気風のよさが最高、正月までにはお姉さんの顔も見がてら豆腐屋さんに是が非でもまいります。
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T先生へ

<T先生>

 温かいお手紙をありがとうございました。
 小著「生きることの意味」お読みいただいて大変嬉しいです。
拙い書き物を、こんな風に読んでくださる方は滅多にいませんので、ひとしお喜びがこみあげます。ありがとうございました。

 Mくんは、“たんぽぽ”によく遊びに来てくれます。その時、「すろー」さんのお噂をしばしばお聴きします。
一度お伺いしたいと思いつつ、いい年をして生来の恥ずかしがり、引っ込み思案で、近くなのになかなか出かける勇気が湧きませんでしたが、先生が10月頃は復帰されるとお聴きしましたので、その頃には、きっとお訪ねします。

 現代の子ども達、若者達は、とても生きにくい、育ちにくい時代に生まれ合わせたのではないか、その責任は私達大人の生き方にあるのではないか、これがぼくの問題意識の要約です。
 そこを少しでも変えていけるものなら変えていきたい、そうすることで子ども達、若者達にささやかな償いをしたい、そんな思いで、“たんぽぽ”の活動や執筆活動を細々と続けています。

 先生が、ぼくの講演記録「斉藤裕子先生のすごみ」に共感してくださったことは、大変思いがけないことでした。
ぼくが何の遠慮もなく、一番大胆に本音を語っている講演だからです。
 そのことが、とても嬉しいです。感謝です。

 Mくんから、ご病気療養中とお聴きしました。どうぞお大事になさってくださいね。そして、秋には、「すろー」で再会したいと思います。

 ぼくは、二人の子どもが不治の病で、貧乏していますが、心のポケットに人の貯金をしています。素敵な人に出会うことができたら、その人をそっと心のポケットにしまっておくのです。
 淋しい時、困った時にこのポケットをのぞきます。すると、勇気や希望がいただけます。いくら引き出しても減らない貯金です。
先生もポケットにしまわせていただきます。ありがとうございます。

 暑さもそろそろ峠を越えてくれると思います。いい季節がやがて来ます。
 一日も早いご快復を心よりお祈りしています。

                  8月18日 大崎拝

山崎道さんの絵画展

<山崎道さんの絵画展>

 先日、高知こどもの図書館で山崎道さんの個展が開催された。
 図書館に用事で立ち寄ったものの、病気の子どもを家に置いているので、時間がなくて、でも、大原さんの強いおすすめがあったので、あわただしく拝見した。
 どの作品も、静謐で力のこもった、とてもいい絵。
 ゆっくり見せていただく時間、制作者本人がおられるのにお話しする時間がなかったことが残念。
 土佐病院の待合室の壁に、片木太郎さん(と、なぜか確信している)の絵がかかっている。
 青い空と海をコンクリートの防波堤が横切る構図。堤防の上で自転車をとめたおじさんがどこかを見上げている。ぼくの大変気に入っている絵。
 共通する主題を静かに主張する絵達に、なぜか、あの絵を連想した。
 色使いや、あたたかい雰囲気に共通点が感じられる。
 特にぼくのお気に入りは、高知新聞の紹介記事にもあったが、作品を横切る上下の境界線にどこまでも草の生えている一枚。
 少し奇想天外だが、抽象と具象のいいところを併せ持った雰囲気の絵。
 何しろ、広い草原の一隅の小さな小屋に住む、というのが、ぼくの見果てぬ夢だから。
 いつか、ゆっくりと拝見する機会があることを、心より願っています。

返って来ない本

 “たんぽぽ”のドアをあけていただきますと、正面南側の窓の下に、開設時に会社で用意してくださった本棚がずらりと並んでいます。初めの頃は、自分の人生を支えてくれている大切な本を並べていましたが、その後、お客様からいただいた本や資料、自分の勉強のために買った本などで、ほぼ一杯になりました。
 閲覧も貸し出しも自由ですので、本のお好きな皆様はどうぞご覧になってください。
 と、こう書いておいて、こんな話をするのは少し気がひけますが、ぼくは子どもの頃から本をとても大事にしてきたので、長年気懸かりになっていることを正直に告白します。
 本に関心のあるお客様がいるとこちらも嬉しいので、どうぞどうぞお持ち帰り下さいと言ってお貸しするのですが、実は本を返してくださる方は10人に2人くらいの割合なんです。まあ、それは先刻承知でどうということはないのですが、ちょっとつらいのは、「返って来ない本」に大事なものが多いことですね。
 国分康孝先生のカウンセリングの真髄に触れた小さなブックレット、ぼくの処女出版の「野の思想史」、サルトルの「実存主義はヒューマニズムである」などは、折に触れて手に取りたいのですが、おおい、どこへ行ったんだー。返って来ない。
 近頃、一つ気付いたことがあります。本が本当に好きで、本をよく読む人は必ず返してくれますね。返してくれないのは、本を読まない人。ああ、返って来ない本が余計かわいそう。おおい、どこで埃をかぶっているんだー。誰か助けてやってくれー。

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