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正義のバトン

<正義のバトン>
 重要な任務の依頼が来た。根っからのまじめ人間であるぼくには、あまりに重い責任が伴う。ぼくもいい年なので、不要不急の職務はできるだけご辞退申し上げ、仕事の減量に努めているところ。ただ、今回の任務は、多数の子ども達の生活に直接関わる。責任を果たしきれないまでも、他の人にお任せするよりも、自分が務めることに意味がありそうには思う。
 さて、引き受けるべきか、引き受けざるべきか、自分の良心だけで答えを出しかねる事態に直面した。
 本当にありがたいことに、こういう時、ぼくには信頼して相談できる人がひとりだけいる。お忙しい方なので、メールでご相談した。すぐに明快な返信をいただいた。
 「こういう依頼は、体力の続く限り引き受けてください。限界が来たら、名誉職を求める人でなく、あなたの目に適う人に正義のバトンを渡してください。」
 正義のバトンを渡すために、そうか、そう考えればいいのか。財力も政治力も腕力も無いぼくにもできることがあるかもしれない。
 迷いが晴れた。ご依頼はお引き受けすることにした。またひとつ、人生を学んだ。
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車を棄てる

<車を棄てる>

 ぼくの大好きな梼原町、上田真弓さんの古里に、教育に関わるささやかな任務を頂いて2年間、月2~3回、片道1時間半ほどの車通勤をしていた。梼原の町も、山里の人の心も美しいし、道中の四季折々の山の景色や、途中で買い求める農産物や山の幸も楽しみだった。
 ところが、年は取りたくないもの、梼原への所要時間を大幅に短縮してくれた高速道路を、ぼくのガタの来かけた中古の軽四で走るのが次第に怖くなった。注意力が散漫になっているのが自分でも分かる。梼原はとてもいい教育研究フィールドだったが、任務は昨年春で辞退した。
 この8月末に車検が来る。買い物、病院通い、もろもろ、年を取るほど車の必要性は高まるが、能力の衰えに伴うリスクも大きくなる。人様にご迷惑をかけたらおおごと。生活の困窮もある。運動不足もある。悩んだ末に、思い切って車を棄てることにした。
車を棄てるのは、実は人生で二度目。一度目は1986年、この頃はぼくも若かった。環境にやさしい暮らしの理想に燃えていた。短期間で理想はついえたが。今回はそんな高い志は無い。已むを得ざる悲壮な決意。
 でも、さわやかに朝の風を感じて歩き、自転車をこぎ、電車やバスに乗り、不便を楽しんでみよう。また、新しい生き方の発見があるかも知れない。今までと違う風景が見えるかも知れない。

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