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白い通知表

白い通知表

 保健室登校している子どもさんに、何も書いてない白い通知表が渡されたという事件は、高知新聞に投稿されて以来、県民の皆さんの大きな反響を呼びました。県教委では、該当校にすぐに事実関係の調査とお子さんや保護者への適切な対応をお願いしましたが、事件はそれで終わりではありません。基本的なことで私達教育関係者は永年思い違いをしてきたのではないか思います。それが気がかりです。その気がかりをメールマガジンを借りてお伝えしたいと思います。
 ひとつは、通知表というものの性格のこと。私も子どもの頃、通知表をもらう時はどきどきし、開いては一喜一憂したものです。通知表はいつも、子どもの成績や素行を先生方が一方的に評価した結果の通知でした。だから、自分の思いとは違うこともしばしば。
これは何か違いますね。通知表は子どもの成長のプロセスを子どもや保護者にお知らせし、励ましを贈るメッセージでなければならない。そのことを私達はしっかり認識していただろうかと思います。
 もうひとつは、多くの先生が成績評価の参考にしておられるであろうテストのこと。私も永年、テストは自分の学力を試されるものだと思い込んでいました。
先年、上廻昭先生という素敵な元小学校の先生にお会いして、自分の勘違いに気付きました。上廻先生は、テストで八十五点以下の子どもがいると、自分の教え方のどこが悪かったのかを徹底的に調べて、授業をやりなおしたというのですね。
ああ、そうなのか。目からウロコが落ちる思いがしました。テストは、生徒の学力ではなく、先生の教える力を試すもの、検証するものなのですね。
 教育とは、教壇から子ども達に知識を授けることではない。がんばっている子ども達に、悩みを抱えている子ども達に、励ましをおくることである。そのことをお互いに忘れないでいたいですね。
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