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死について

死について


ぼくは生まれながらの臆病者で
小学生の頃から夜がいやだったな
人はいつか死ぬ
その先にあるのは永遠の暗黒と沈黙にちがいない
そう考え出すと怖くて眠れなくなった
怖くても、誰にも話せなかった
誰もこの問いに答えてくれないと分かっていたから
大人になって、自分で答えを探しまわった
世界にはしっかり答えられる人がたくさんいたよ
例えばダニエル・ゴットリーブというお医者さんはこういうんだ
<死は問題ではないよ ちゃんと生きてないことの方が問題なんだよ>
とてもいい答えでぼくの脳味噌は納得したのだが
ぼくの死の恐怖は納得しなかった
死ぬことは、そんな論理ではないというんだな
死ぬことは、もっと残酷な現実だというんだな
あせったよ
ところが
ぼくの死の恐怖は意外な展開をみた
人生には死よりも重いかなしみがある、ということを
のっぴきならぬかなしみを自分が背負う羽目になって知ったんだ
のっぴきならぬかなしみが死の恐怖からぼくを解き放したんだ
皮肉なことだが
ぼくは先のことをくよくよ考えなくなった
本質的な意味で恐れるものがなくなった
何より
かなしみを抱えて生きている人々に
心を寄せることができるようになった
これは奇跡じゃないか
生きていれば
こんな得がたい幸福のかたちもあるんだ
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