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幸福磁石

幸福磁石


智恵さんは
<そこら中の不幸をひきよせ
くっつけ歩いているんじゃないかと>
思うことがあるそうだ
世の中の不幸は
誰かに集中してふりかかる傾向があるんだな
ぼくもその傾向がある人間らしくて
さあいらっしゃい、いらっしゃい
不幸の問屋の六十年
やけくそで呼び込みをしていたが
智恵さんの詩を読んではっとした
<僕の後を来る人が
そのぶん幸福ならいいんじゃないか>
ぼくは不幸に出会うたび、自分の運命を呪ったけれど
そのたびにかなしみを共にしてくれる人が現れた
ぼくの磁石はてっきり不幸磁石と思っていたが
幸福磁石だったかもしれないね


*智恵さんの詩:産経新聞一面の投稿詩欄「朝の詩」から
*このブログに連載している詩は、大崎の詩集「人生の扉は一つじゃない」所収の作品です。ご興味のある方は、088-855-4546にご連絡ください。
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