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下手な詩を書き続けるということ
       ――詩人・長田弘を悼む――

君は大きな出版社から
立派な装丁の詩集をたくさん世に出したが
どの詩を読んでも
その出来映えはぼく以下か、ぼく並み
つまり終生下手くそな詩人だった
それはつまり、詩は上手に書いてはいけない、下手な詩が上手
というぼくの考え方によく合っていた

君は勇ましい社会的発言をしなかった
君の詩が
社会的少数派や、孤独に生きる人や、
沈黙を守る無名の人々の気持に誠実であることで十分だったから
そのことも、ぼくの生き方によく合っていた
ついに君と相見えることはなかったけれど
君はそういう意味で、ぼくの永遠のライバルだった

享年七十五は、少し早過ぎないかね
ぼくの詩集を君が手に取る時をぼくは待っていたのに
それはもう叶わないが
ぼくはもうしばらく下手くそな詩を書き続けることにするよ
此の世のどこかにいるもう一人の下手くそな詩人にそれを手渡す夢を見るよ
それから君に会いにゆく
地獄の底で待っていろよ

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No title

 しばらく記事がUPされてなかったので、「どうしてかな?」と思っていました。いつも読ませていただいてます。

Re: No title

>  しばらく記事がUPされてなかったので、「どうしてかな?」と思っていました。いつも読ませていただいてます。

いつも読んでいただいてありがとうございます。元気でいます。 おおさき

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