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親子の絆

<親子の絆>

 先日の大望年会で、お隣に座ったお母さんがそっと話してくださった。障害のある息子さんが初めて四千円の給料をもらった。いの一番にお酒の好きな私にビールを買ってくれた。話しながらお母さんは涙された。苦労をかけたお母さんが一番喜んでくれることをしてあげたい。息子さんの心情が痛いほど分かる。ぼくももらい泣きした。
 ぼくは十八歳で田舎から高知に出て来た。当時通っていた定時制高校を中途退学して就職した。朝から晩まで真っ黒になって働いて、貧乏で苦労するために生まれて来たような母親に早く仕送りしてあげたい一心だった。
 母親を幸せにする、それはぼくの子どもの頃からの悲願だったが、人生は思うようにはいかない。十分な親孝行、恩返しができなかったことを、今もぼくは悔いている。
 たんぽぽにお子さんの問題でご相談に来られる方のお話を聴きながら、それが不登校であれ、非行であれ、ぼくが注目していることはただ一つ。それは、この親子の間に信頼の絆がまだ残っているかどうか、その一点。
 親子の絆がある、と確信できればほっとする。それさえあれば、学校へ行けようが行けまいが、深夜の外出が続こうが髪を染めようが、そんなことはどうでもよい。
 親子の固い絆があれば、子どもはやがて、親以外の人とも信頼の絆を結ぶことができる。そうすれば、世の中に巣立って行ける。子どもの幸せはテストの点数では決まらない。出会う人と信頼の絆を結べるかどうかで決まる。その基盤になるのが親子の絆。
 お隣に座ったお母さんが、大崎さん、飲みに行こう、飲みに行こうと誘ってくれた。もう、ぼくの人生も秒読み、本当に一緒に飲みたい人と飲みに行きたい。近いうちに葉牡丹へお誘いするつもりです。
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