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心豊かに生きる

いの法人会研修会講演台本  2016.1.21 16:00~17:00 (60 分)

<心豊かに生きる>

不思議な幸せを生きている私
私は貧しい生い立ち、悩み多い青壮年期、二人の子どもの病気という過酷な晩年
大きな不幸を背負っているのに、永年の夢を実現し、不思議な幸せを生きている
私の夢・詩人、社会奉仕、心許す友、明るい窓のある書斎
久し振りに会う知人に若い!全然変わってない!と言われる
胸が張り裂けそうな哀しみを背負っているのに、なぜ不思議な幸せを生きることが
できるのか、その訳をお話したい・何か一つ二つ皆様の参考になれば幸い

21世紀は生きる事が困難な時代
  自然環境の破壊――温暖化・気候変動・食糧や資源の危機
  経済成長神話の終焉――豊かさと引き換えに、競争社会と経済格差が遺された
過酷な競争社会はモラルの荒廃を・経済格差の拡大は心の絆の崩壊をもたらす
  私の生まれた昭和20年には、国民は等しく貧しかったが、モラルも心の絆もあった
  21世紀は豊かな時代だが、モラルは崩壊、人々の心の絆はちぎれかかっている
  このような時代に、心豊かに生き、自分らしい幸せをつかむにはどうすればよいか
  難しいことでなく、誰にでもできる私の生き方を、お話したい

心豊かに生きる私の流儀
その一 ありのまま、自分の弱さを隠さずに生きる 
私は極貧に生まれ、劣等感にまみれた少年時代、思春期・青年期を過ごした
貧しい生い立ち、学歴が無い事、自分の弱さ、劣等感をひた隠しに隠して生きてきた
二つの出来事でありのまま、自分の弱さを隠さずに生きる事を覚え、人生が変わった
第一の事件・夜間高校の国語の先生との出会い・信頼関係・ありのままを告白
  人を信頼することができれば真実を話すことができる、隠し事から解放される
  自分の殻を破り、本当の自分に出会える
第二の事件・我が子の不登校・地獄の30年の始まり・悩みをオープンにすると
  同じ悩みを持つ人が集う・励まし励まされる・新たな人の輪に支えられる
自分の弱さ、恥ずかしさ、失敗、劣等感を隠さないで、オープンにして生きると
  支えてくれる人、助けてくれる人が必ず現われる・真の友が現われる
自分のつらい経験を通じて、つらい目に会っている人様の気持ちに寄り添える
ありのままでいれば、無理にがんばらなくてよいからストレスが減る
自分の殻を自然に無理なく破ることができる

その二 身の回りの、小さなものを愛する
  現代社会は弱肉強食、何をしても許されるルール無き過酷な競争社会
  生き馬の目を抜く競争社会を、大崎さんという一番弱い馬はどう走ったか?
  最初から、競争しない、闘わない、できる限り人に譲る
競争から降りて、自分だけの小さな生きる喜びを探す生き方を選ぶ
  生きる喜びは、小さなものを愛する好奇心があれば、日常身辺の至る所に見つかる
  お堀の亀、裁判所のノビル、円満橋の下のどぶ川のボラ、幡多倉公園に咲くタンポポ
  小さなものを愛する好奇心を持っていると、大きな不幸に耐えられる
  アルコール依存症から回復する過程のエピソード・風景の美しさに気付く
  つまずき、挫折、人生のピンチに耐える力が弱くなった時代
  子ども、若者、中年男が、つまずき、挫折、ピンチから再び立ち上る力になる

その三 人の心の痛みに思いを寄せる
  「不登校」との出会い・我が子・ある中学生・そして全国数十万人の子ども達
  不登校、ひきこもりが減らない、大きな社会問題になりつつある
社会的動物が社会との関係を断たれ、人生の展望を閉ざされる最も過酷な苦しみ
しかし、誰も無関心、誰も根本的な解決の展望を示せない、自分でやるしかない
かくして、私は不登校の鬼になった・心やさしい鬼
私のカウンセラー哲学・お話を時間無制限でひたすら聴く、哀しみを共にする
問題を解決することはできない、しかし、問題を理解することはできる
そのことが、最大の支援、それが多くの人との出会いをもたらしてくれた
  この上なく臆病な私だが、いかなる場合も社会的弱者・少数者の側に立ち切る確信
  心に痛みを背負うのはつらいが、人の心の痛みに寄り添う方向を選べば、
不思議な幸せに巡り合える

その四 心のポケットに大切な人を貯金する  
  私達は銀行にお金を預ける・銀行に預けたお金は使うと無くなる・ところが
いくら使っても無くならない貯金がある・人との出会い貯金
これぞ人生で一番の財産・でも、もう歳、とあきらめることはない
若さは外観にあらず、人間としての成長を目指す志の持続、
それがあれば、若さを保ち、素敵な出会いがある・年齢は精神年齢が正しい
ときめきを忘れなければ、哀しみや不幸も、人との出会いの機会となり得る
「ぼくにはまだ、あの人が残っちょる」それが自分を支える最後の力になる
「心のポケット」の作り方にコツ
人様の哀しみに、自分の心を重ねてみる瞬間に心のポケットができる

その五 人を分け隔てしない
  私達は知らず知らずのうちに地位や職業や財産や肩書きで人を分け隔てしている
    県庁にも、学校にも、子どもの世界にもある身分差別
  退職する時思ったこと・自分の本当の勤務評定は裸の人間になったこれから
  人間の本当の値打ちは、地位や職業や財産や肩書きではない
  人様の哀しみが分る、それに寄り添う気持が持てる、そこに人間の真の値打ちはある
  たんぽぽには様々な悩みを抱えた人が相談に来てくれる・身を捨てても寄り添う
  たんぽぽは、全ての人を分け隔てなく受け容れる
たんぽぽは、ちぎれた人々の心の絆を紡ぎなおす実験場
皆様もお近くへおいでの折はぜひどうぞ

その六 小さな弱い人を守る
  臨時職員のお嬢さんがくれた小さな手紙「小さな弱い人を守ってあげて下さい」
教育行政の8年間は敗北の連続、しかし、自分の哲学だけは一貫
今、あちこちで思いがけない人に出会える・励まされる・この哲学を一貫したおかげ
羊飼いの話・はぐれた一頭の子羊をどうするか
50人は捨てておいてもよい、小さな弱い一人を抱きしめる・みんながそれを見ている
弱い仲間、困っている仲間を助け合う集団が育つ時、全ての教育課題が自然に解決
どんな大きな強い人も最後には必ず小さな弱い人になる
  小さな弱い人が守られる社会ができれば、全ての人が幸せになれる

その七 セレンディピティ・善意が善意を引き寄せる法則
  釣りバカの黒笹さんが教えてくれた言葉・一生懸命努力した人にだけ訪れる幸運
先日、東京でタクシーに乗ったうちの社長さんの話
  愛知県から会いに来てくれる小学校の先生の話
たんぽぽの奇跡・徳島県、詩集、仕事、ご寄付・毎年起る奇跡で運営を維持
減らないお客様、もうしばらく続けることができそう
  
その八 世の中を正さなくちゃ <96歳の私>
  柴田トヨさんのすごみ・老いても高い志を持って生きる
  私は負け続けの人生なのに、多くの人の支えを頂いて老いた今も青年の志を持続
  弱い人間である私にも、たんぽぽの種なら飛ばせる、目の前の車椅子なら押せる
  社会的弱者を蹴落とす事が許される世の中は間違っている、さればこそ
  間違っている世の中を正すささやかな志を持ち続けるなら、人生は生きるに値する
たんぽぽ教育研究所の幻の定款「世直し」・それはやさしさのタネを播くこと

私の人生の収支決算
  失ったもの――髪の毛、お金、自分の時間、テレビのチャンネル権
  頂いたもの――シワ・シミ・お腹の脂肪、たくさんの人の支え、夢の実現、
            いくつになっても人間としての成長を目指す志
  差し引き――若干の黒字

CM・たんぽぽ教育研究所と詩集「人生の扉はひとつじゃない」
  たんぽぽ教育研究所は全ての人を分け隔てなく受け容れる居場所、お待ちしてます
  この詩集は心に哀しみを抱える人への渾身の励まし、かなしみに遭遇した時、
不幸を背負った時、人生をどう生きるかの哲学が書き込んである
収益はたんぽぽ教育研究所の維持運営に使います
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