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返って来た本

<返って来た本>
 本をお貸しすると、返してくださる方は滅多にいない。貸した本はほとんど返って来ない。こちらもどなたに何をお貸ししたか覚えていない。多くの本はどうでもいいが、いくつか大事な本がある。それが戻らないのが、ちょっと悲しい。というようなことを先日書いた。
 おひとりだけ、たんぽぽのお客様で一番誠実でやさしい方からすぐに連絡があった。すみません。近いうちに返しに行きます。こちらこそ、申し訳ないことを書いてしまってすみません。あなたに本をお貸ししたことも、書名も記憶に無かったのですが・・・。
 さて今日は、別の話。いつか読もう、と思って鷲田清一さんの本を一冊買った。その本をぼくが読まないうちにどなたかにお貸しした。本はまもなく返って来た。
 最近、ようやく時間ができて、さて読もうと手に取ったが、どうも違和感がある。お貸しした本の書名を憶えてないのだが、どうもこの本ではないようだ。手触りも少し古い。めくっていくと、裏表紙に署名があった。「橋本かな」。そういう知人はぼくにはいない。
 借主は、鷲田さんの著書ではあるが、別の人から借りた別の本をぼくに返したらしい。返してくれたのが誰だったか、ぼくは皆目思い出せない。橋本さんにお送りしてあげたいが、ぼくにはなす術がない。
 みなさん、借りた本は返しましょう。ほとんどはどうでもいい本ですけれど、稀に持ち主の命の一冊があります。国分康孝さんのカウンセリングの真髄を書いた小さなブックレット、サルトル「実存主義はヒューマニズムである」、拙著「野の思想史」、おーい、どこへ行ったんじゃー。彼らはたぶん、もうゴミとして捨てられたか、どこかの押入れの隅で泣いている。これは人の命を粗末にすることと同じです。
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