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たんぽぽ野原No.1  追憶、という幸福の形

 <追憶、という幸福の形>

                        たんぽぽ教育研究所・大崎博澄

 神谷中学校の先生が、道徳の授業に使う教材を送ってくれました。不慮の事故で亡くなった若い友人の事故現場に、人知れず花をささげてくれる少女がいたというお話です。
 楽しかるべき青春時代を失った友達のことを哀れと思っていたけれど、その友達とのささやかな出会いを忘れないでいてくれる人がほかにもいた、そのことを大きな救いと感じる筆者に、ぼくも深く共感しました。
 ぼくは、精神障害者として生きる自分の息子のことを思いました。ぼくもそろそろ老境に入ります。いつまで彼の支えになれるか分かりません。彼はこれから、天涯孤独、独りで生き、独りで死んでいかなければならない。これはなかなかつらいことです。
 でも、もっとつらいのは、彼がこの世に生きたことを、思い出してくれる人が誰もいないだろうということです。
 ぼくは死後の生、あの世というものがあるかどうかを知りませんが、もしあるとすれば、それは人々の追憶の中だろうと思っています。
 折に触れて誰かに追憶してもらえる、そういう幸福の形もありはしないか、と思うのです。
 ぼくはかなり辛抱強い部類の人間だと思いますが、次々と家族を襲う不幸に、なぜ自分だけが、と思うこともなくはありません。そのために眠れない時もあります。でも、誰かの記憶の中に、自分の姿が温かい思い出として残ることがあれば、それはどんな不幸をも補ってあまりある幸福だと思います。
 自分のため、我が子のため、ということだけでなく、様々なハンディキャップを背負って生きている方々のために、そういうお手伝いをしていきたいと思っています。 
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